2019年6月17日から21日まで、Chemcon Asia 2019はソウルで予定通りに開催され、Beijing BoardingCardは出展者として出席した。
 
Chemcon Asia 2019アジア化学品管理会議は、化学品コンプライアンス管理を中心とした世界規模の会議である。会場には、世界の約30の国と地域の企業代表者が集まり、複数の権威ある機関やコンサルティング会社の専門家が講師として、企業が世界の化学物質の統一分類と標識システム（GHS）、EU法律制度「化学物質の登録、評価、認可および制限」（REACH）、TSCA、K-REACH、およびその他の各国の化学物質管理システムの最新の法律制度に関する情報を含む、各国の化学物質の法律制度と政策の現状、実施の難点、管理の重点及び法律制度の変化と方向を深く理解するために、一緒に世界の化学物質管理を検討した。残念なことに、中国生態環境部固体廃棄物および化学物質管理技術センターの発表者は、生態環境部の検査業務が重いため、会議に参加しなかった。

Beijing BoardingCardは、専門的な第三者技術サービス機構であり、豊富な中国化学物質の法律知識と技術経験を持ち、会期中には、世界中の多くの会社の代表者や専門家 との直接の意見交換や、企業に注目されている中国の化学物質管理に関する問題についての詳細な分析と討議が行われた。
中国新化学物質管理について、「新化学物質環境管理弁法」（7号令）の改訂草案がいつ公表されるか？また、「7号令」の改正において、様々な問題が直面している。例えば、[生態毒性学の試験報告書は、中国国内において中国の供試生物を用いて関連基準により作成された生態毒性学試験報告書を含めなければならない]という規定が取り消されるか？専門家評議審査委員会によるQSAR、モデル、Read-acrossの承認程度？中国の政府機関は、「7号令」の管理要求に従って申請していなかった企業への監督と処罰のための特別な管理措置をとるでしょうか？これらの問題に対して、企業の注目度がかなり高いといえる。2019年に「化学物質環境リスク評価と管理抑制条例（意見募集案）」公表後、「7号令」改訂草案の公表は業界のもう1つの焦点となり、業界に期待されていることがわかる。
会議には各国から300人近くの参加者が集まった。企業のために世界化学品法規政策の交流プラットフォームを構築する今回の会議の主催者、会議参加者及び同業者に感謝の意を表す。また会えるのを楽しみにしている!